沖縄出張が決まった。
「かりゆしウェアを着ていくべきらしい。でもどれを買えばいいかわからない。空港で買えばいいか?ホテルに着いてから着替えるのか?そもそもいつから着るんだ……」
初めての沖縄出張でこの迷路にはまる人、かなり多いです。
沖縄在住10年超のサラリーマンとしてMAJUNを愛用してきた私は、毎年この時期になると、県外から来た取引先から「かりゆし、どれ買えばいいですかね?」と聞かれます。
この記事は、その質問に毎回答えてきた内容をそのまま書いたものです。有料級だと思っています(自分で言う)。
こんな方に読んでほしい
・初めて沖縄に出張するサラリーマン
・かりゆしウェアを買いたいが何を選べばいいかわからない方
・ビジネスシーンで失敗したくない方
・いつ・どこで着るかまで知りたい方
そもそも「かりゆしウェア」とは
かりゆしウェアとは、沖縄県内で生産され、沖縄らしいデザインが施されたアロハシャツ型の衣服のことです。「沖縄県をモチーフにしたデザインが入っていること」が定義上の条件になっています。
閣僚も着る「沖縄のビジネスフォーマル」
2000年の沖縄サミット以降、閣僚が着用したことで全国区になり、沖縄のビジネスフォーマルとして完全に定着しました。毎年6月には全閣僚がかりゆしウェアを着用する「かりゆし閣議」も恒例行事になっています。
実は年中着られる
「6月〜の夏限定」というイメージがありますが、今は年中OKの会社がほとんどです。私の職場では規定で年間を通じて着用が認められており、長袖タイプも普及したことで1年中かりゆしの人もザラにいます。外を歩くビジネスマンの90%超はかりゆしウェア着用。ジャケットを合わせる文化はほぼなく、肌寒い日はカーディガン、真冬だけスーツという感じです。
出張サラリーマンがかりゆし選びで迷う3つの理由
理由① メーカーが多すぎる
国際通りに入るだけで複数ブランドの店舗が並びます。値段もデザインもバラバラで何が違うかわからない。
理由② 「ビジネス向け」の基準がわからない
明らかに派手すぎるものは違うとわかる。でもどこからがビジネスOKかの線引きが難しい。
理由③ 時間がない
出張のスケジュールはタイト。ゆっくり選んでいる時間がない。だから「とりあえず目についたもの」を買ってしまう。
その「とりあえず」の判断が、あとで後悔のもとになります。
結論:MAJUNを買ってください
ビジネスシーンのかりゆしウェアで、地元民の私が真っ先に名前を挙げるのはMAJUN(マジュン)です。
品質・デザイン・県民からの信頼感、すべての面でトップ。価格は5,000円〜とそれなりですが、1枚で何度も着回せることを考えると全然高くない。中小企業診断士として「投資対効果」で考えても、MAJUNほどコスパの良いビジネスウェアは他業界でもなかなか見つかりません。私自身、MAJUN PLUSとエターナルを愛用しています。
MAJUNのサイズ感について
同じブランドでも生地によってサイズ感が異なります。私は172cm・65kgでLサイズがちょうどいいです。可能であれば一度試着することを強く推奨します。また最近はノンアイロンタイプも増えています。スーツケースに入れて持ち歩くことを想定するなら、ノンアイロン対応かどうかを購入前に確認しておくと後が楽です。
MAJUNのラインナップ:どれを選ぶか
MAJUNは複数のレーベルを展開しています。用途・好みに合わせて選べるのがMAJUNの強みです。詳細はMAJUN公式コンセプトページで確認できます。
MAJUN(スタンダード)|5,000円〜 → 初めての1枚はここ
ビジネス向けの入門ライン。派手すぎず地味すぎない柄で、県民の愛用者も多い。まず間違いのない選択肢です。
MAJUN PLUS / Eternal(エターナル)|15,000円〜 → スタンダードよりオシャレに、ビジネス重視の人へ
いずれもビジネス寄りのラインですが、スタンダードより洗練されたデザインが特徴。「きちんと感を出しつつ、少しこなれて見せたい」という出張サラリーマンにぴったりです。私の愛用ライン。スタンダードで満足できなくなった方の次の一枚としても最適です。

MAJUN PLUSの一着。もはや普段着でもいけるレベル。

MAJUN ETERNAL。スタンダードより洗練されたデザイン。被りも少ない。
MAJUN Various(ヴァリアス)|15,000円〜 → 個性を出したい人、東京でも着たい人へ
カジュアル寄りのラインですが、もちろんビジネスシーンでも問題なく着用できます。トレンドを取り入れた遊び心あふれるデザインが特徴で、「かりゆしウェアをただの仕事着にしたくない」という方に刺さる一枚。東京に戻ってからも普段使いできるレベルで、「それどこで買ったの?」と聞かれる率が高いです。

MAJUN VARIOUS。カジュアル味が強い。ほぼ被り無し。
MAJUN Grasis(グレイシス)|15,000円〜 → 上品さで差をつけたい人、結婚式・特別な場にも
MAJUNの中で最も上品なライン。ビジネスはもちろん、結婚式や格式のある場でも通用するデザインが揃っています。「かりゆしウェアで品格を出したい」という方の最終到達点がここです。華やかさの中に抑制が効いており、着る人の格を上げてくれます。
役員・エグゼクティブ層は別ルートで
紅型(びんがた)などの伝統模様が正解
相手が役員・幹部クラスの場合は話が変わります。役員クラスのアテンド、または自分が役員クラスの場合は紅型などの沖縄伝統模様が入ったものが正解です。
価格は30,000円〜。沖縄の大企業の役員クラスは大体これを着ています。格が一目でわかるので、相手先が重役の場合はここに投資する価値があります。取り扱いはサンエーやリウボウ(パレット久茂地)などのデパートフロアですが、役員クラスなら自分で買いに行かず、秘書に事前手配させるのが正解です。

沖縄伝統織の模様が入ったかりゆし。(これはMAJUNの特注仕様)
どこで買うか:空港はNG、パレット久茂地へ
空港でかりゆしウェアは買えますが、正直おすすめしません。
空港NGの理由
品揃えが少なく、観光客向けの派手なものが中心で、ビジネス向けの選択肢が限られます。よほど時間がない場合を除いて、空港での購入は避けてください。
パレット久茂地かサンエー那覇メインプレイスが正解
正解は、那覇市久茂地にある「パレット久茂地(リウボウ)」か那覇市おもろまちにある「サンエー那覇メインプレイス」です。
最大の理由はどちらもゆいレールから徒歩圏であること。(パレット久茂地は「県庁前駅」直結、メインプレイスは「おもろまち駅」から徒歩約7分。)レンタカーなしでもモノレール1本でアクセスでき、出張スケジュールの合間に寄りやすいのが最大のメリットです。MAJUNをはじめ主要ブランドが揃う沖縄最大級のかりゆし売り場で、紳士服売り場で「MAJUNください」と言えばすぐ案内してもらえます。試着もできるのでサイズ感を確かめながら選べます。
注:MAJUNスタンダード、MAJUN PLUSが主流。それ以外は直営店が品揃え豊富。
前日入りができるなら迷わずここへ。当日入りで時間がないなら、MAJUN公式サイトからネット購入して自宅から持参するのが一番確実です。
いつから着るか問題
初めての沖縄出張で地味に悩むのが「いつかりゆしウェアに着替えるか」です。
パターンA:自宅出発時から着ていく
MAJUNなら羽田の電車内でも全然OKと感じる人が多いです。気にしない人はこれが一番ラク。
パターンB:那覇空港のトイレで着替える
「さすがに東京の電車でかりゆしは…」という場合はこれ。空港に着いたらトイレで着替えてそのまま商談へ。
沖縄で購入する場合
買ったその日からそのまま着てOKです。ホテルを出るタイミングからかりゆしウェアで問題ありません。外を歩くビジネスマンのほぼ全員がかりゆしを着ています。「浮くかも」という心配は無用です。
ちなみに沖縄出張で帰りの飛行機まで時間が余ったら、サンエーパルコシティ(地元民おすすめ5選)で買ったかりゆしの生地を馴染ませがてら寄るのもおすすめです。
かりゆしウェア主要メーカー徹底比較
MANGO HOUSE 【推奨度 3/5】
国際通りに路面店が多く、観光客への認知度はトップクラス。家族でお揃いにしやすい鮮やかな柄が揃っています。ただしビジネスシーンには不向き。今の県内サラリーマンがビジネスで着ることはほぼありません。観光・お土産用途としては優秀です。
月桃物語 【推奨度 2/5】
沖縄の植物「月桃」の繊維を混ぜた生地を使用。ナチュラルな風合いは好きな人には刺さりますが、価格に見合った突出した特徴がなく、あえてここを選ぶ理由が見つかりにくいです。
PAIKAJI(パイカジ) 【推奨度 4/5】(ただし要注意)
デザインの高級感と洗練度はトップクラス。伊勢丹など県外百貨店にも展開しており、価格は20,000円〜。ただしPAIKAJIは厳密には「かりゆしウェア」ではなく「アロハシャツ」扱いです。沖縄のビジネスマンから「それ、かりゆしじゃないですね」と言われることがあります。20,000円出してそれを言われたら立つ瀬がない。購入前に確認を。
まとめ:場面別の正解
| 場面 | 選択肢 |
|---|---|
| 初めての1枚 | MAJUN スタンダード(5,000円〜) |
| ビジネス重視・少しオシャレに | MAJUN PLUS / Eternal(15,000円〜) |
| 個性を出したい・東京でも使いたい | MAJUN Various(15,000円〜) |
| 上品さ重視・結婚式・特別な場 | MAJUN Grasis(15,000円〜) |
| 役員・エグゼクティブ対応 | 紅型・伝統柄(30,000円〜)、秘書に事前手配 |
| 買う場所 | デパート(パレット久茂地、那覇メインプレイスetc)。空港はNG |
沖縄出張でかりゆしウェアに迷う必要は、もうありません。
MAJUNを一枚持っておけば、沖縄出張は何度でも戦えます。
参考になれば嬉しいです。お気軽にコメントをお待ちしています。


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