中小企業診断士は使い方で差がつく|本業・副業・転職の最適ルート

キャリア・資格

「中小企業診断士の資格ってとった後どう活用するの?」

ここに辿り着いた方の多くはこの思いを持っていることだろう。

この記事では、資格を取ったのに活かせていないと感じているサラリーマン、これから資格取得しようと思っている同士に向けて、リベシティで気づいた「診断士との正しい向き合い方」を正直に書く。

こんな方に読んでほしい

・中小企業診断士を取った後どう動くべきか悩んでいる方
・これから資格取得を考えている方
・「稼ぐ力」を高める方法を知りたい方

① 結論:診断士の活かし方は、自分の会社環境で決まる

最初に結論から言う。

よほどの計画性と決断力がある「独立派」以外は、自分の本業の状況を踏まえて、この3パターンのどれかを選ぶしかない。

副業収入を狙うルート|会社が副業OKなら

副業解禁の会社に勤めているなら、これが一番わかりやすいルートだ。診断士資格は、中小企業支援・補助金申請支援・経営コンサルなど、副業としての需要が実際にある。まずここを狙うべき。

本業収入を上げるルート|副業NGだが資格が評価される会社なら

副業が禁止されている会社なら、戦い方が変わる。資格手当・昇進・任される仕事の幅──「会社員としての能力向上」に診断士を使う戦略だ。副収入は得られなくても、本業収入を上げる武器になる。

転職するルート|副業NGかつ資格も評価されない会社なら

副業もできない、資格を評価してくれる環境でもない。そういう会社にいるなら、診断士を「転職カード」として使い、環境ごと変える。資格を活かせる環境に移ることで、青かオレンジのルートを手に入れる。

【診断士資格活用フロー】 あなたはどれに当てはまりますか?

② 私自身の当てはめ:妻の「火の玉ストレート」と私の「スリーバント失敗」

「何のために診断士取ったの?副収入も無いのに意味ある?」

妻から投げられたど真ん中火の玉ストレートに対する私の結論はこうだ。

「意味はある。但し目的が違う。」

何とも迂遠的で小物感溢れる結論だ。スリーバント失敗である。

でも実際そうなのだから仕方ない。

診断士の勉強で得た財務・マーケティング・経営戦略の知識は、仕事で確実に役立っている。上司への提案、数字の読み方、会議での発言の質── 体感として変わった部分はある。

ただ、それは「副収入」ではなく「会社員としての能力向上」、つまり本業収入を上げるルートを歩んでいたということだ。

振り返れば、私が診断士を目指したそもそもの目的は「会社で評価されたい」という下心だった。当時は副業が明示的にOKでもなかったし、それはそれで筋が通っていた。

ただ、その目的を妻にちゃんと伝えていなかった。妻は「副収入を得るため」だと思って応援してくれていた。この認識のズレが、夫婦間冷戦勃発の真因だと今になって思う。

(ちなみに、「会社での評価UPが目的」と伝えていたら、あそこまで応援してくれなかっただろう。そういう意味では言わなくて正解だったのかもしれない)

③ 副業解禁、それでも動かなかった話

その後、時代は変わった。会社が副業を正式に解禁した。

「副業NGだったから」という言い訳が、消えた。

では私は動いたのか。── 動かなかった。

こんなありきたりな言葉を使うのは忍びないが、俗に言う「燃え尽き症候群」である。

診断士の勉強をしていた頃、私はやる気に満ち溢れていた。「ふぞろいな合格答案」を繰り返し解き、福岡での二次試験を突破したときの達成感。口述試験を経て、合格発表サイトで自分の番号を見つけたときの感動。実務補習で見た指導員の先生の凄まじい能力── これがコンサルタントとして独立するレベルかと、衝撃を受けた。

これらの経験は、沖縄で淡々と仕事をこなしていた私にとって全て新鮮で、どんなに忙しくても不思議と全く苦ではなかった。

問題は、登録後だ。

取得した達成感と、周囲からの賞賛。それが「なんとなくやり遂げた感じ」を私に錯覚させた。コンサルを始めるわけでも、セミナーに登壇するわけでも、人脈を作りにいくわけでもない。気づけば、何もしないまま時間だけが過ぎていた。そこに副業解禁が重なった。言い訳は消えたはずなのに、今度は「本業が忙しい」と自分に言い訳をし、3年が過ぎた。

資格は、持っているだけでは1円も生まない。

④ リベシティで気づいた「稼ぐ力」の話

そんなモヤモヤを抱えていたときに、リベシティで両学長の考え方に触れた。

「年収アップのスピードは、転職、副業、起業、出世の順。」

「出世は評価制度や上司などの環境に左右される。その環境に居ないと感じるならば、別の方法を模索すべき。」

シンプルだけど、本質だと思った。

私はこれまで本業ルートで戦ってきた。会社に評価されていないわけではないと思っているが、「診断士のノウハウを活かせている環境か」と言われたら、正直、疑問符がつく。

そして時代が流れて、会社が副業OKになった。

リスクをとって転職ルートに踏み込む必要はない。

今こそ副業ルートに踏み込むタイミングだ。

リベシティを通じてそれに気づけたことは、大げさでなく、資格取得と同じくらい大きな収穫だったと思っている。

まとめ:中小企業診断士は使い方で差がつく|本業・副業・転職の最適ルート

診断士の活かし方・3ルートまとめ

副業収入ルート|会社が副業OK → 副業で副収入を目指す

本業収入ルート|副業NG → 資格を社内評価・昇給に使う

転職ルート|副業NGかつ評価されない環境 → 転職カードとして使う

独立組以外は、この3ルートのどれに当てはまるかで活用方法を考えるべし。

特にJTC(大企業・伝統的な日本企業)勤めの人は、独立という選択肢はなかなか現実的じゃない。だからこそ、自分の会社がどういう環境かを見極めて、戦略を決めることが大事だと思う。

そして一つだけ付け加えると── 資格取得の目的を自分の中で明確にして、家族にも共有しておくこと。私のように「認識のズレによる夫婦間冷戦」は、避けられるなら避けた方がいい。

資格を取ったことを後悔するのはまだ早い。環境と戦い方を整えれば、必ず活かせる。

以上、参考になれば嬉しいです!

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